梅毒血清反応

梅毒とは、梅毒トレポネーマという細菌と原虫の中間にあたるスピロヘータというものに感染することで発症する病気で、性行為によって感染する病気の代表例と言っても過言ではない。ペニシリンなどの抗生物質が開発されたことによって患者数は減少したものの、潜在的な患者は現在もいるとされ、その数は増加傾向にあるというのだ。性行為による感染とお伝えしたが、感染経路はそれだけでなく、母親から胎児へと感染する可能性や、輸血による感染も可能性は無きにしも非ずである。そのため、この梅毒感染の有無は妊婦健診や献血・手術前後などに必ず行われている検査なのである。 この検査は血液採取によって行われ、抗体を検出することで梅毒の感染を調べる。注意すべきこととして挙げるならば、感染後4週間以上経過していないと抗体は検出されないケースもあるという点だろうか。また、1度の検査だけでははっきりしないという事もあるようで、その際は再検査を行うことになる。 この検査で異常値があった際には、梅毒だけでなく膠原病・肝臓病・マラリアなどの病気の疑いも浮上してくる。 またこの検査結果が陽性だった場合には、抗体の量を定量検査によって調べ、病気の状態把握を行う。そして、ペニシリンなどの抗生物質を中心に治療を進めていく。梅毒が完治するには、長期間かけて大量の抗生物質を使用しなければならない。その点でいえば苦しい治療であるかもしれないが、中断や民間療法に頼ったりするのではなく、医師の指導をしっかりと聴いて完治を目指してもらいたい。そして、血液や体液を他人に触れさせないなど感染を予防する努力も必要だといえるだろう。

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