X線CT検査

X線CT(コンピューター断層撮影)検査は、X線を発生させる管球を360度回転させながら、人体の多方向からX線を当てて投下してくるX線を測定します。それをコンピューターで計算処理をして画像を合成し、体内の様子を調べるという検査になります。今日の医療において、多くの部位の病気の診断に利用されている検査です。特に最近では撮影台を動かしながら撮影するヘリカルCTや、更にそれを進化させて検出器を多列に備えたマルチディテクターローCT(MDCT)など、高機能CTが普及しています。MDCTのような高機能装置では全身の撮影でも10秒程度で済むようになりましたので、1回息を止めている間に撮影は終わってしまいます。早く撮影が出来るようになった分、広範囲にわたって何度も撮影を行うという傾向にある為、1度の検査での放射線被ばく量というのは決して少なくはないでしょう。事実、国際的にみると我が国は医療被ばく量は多いとされています。これはCT撮影機器の多さに起因しているとされているのです。X線検査・CT検査、がん治療など現在の医療で放射線はまだまだ欠く事の出来ないものだと言えます。しかし、被ばくというデメリット・治療や病気の診断に役立てられるというメリットを考慮して本検査を行うべきか否かを適切に判断する事が求められていると思います。CTは撮影した除法をデジタルデータとして保存します。データを加工する事で様々な表示をする事も可能となります。例えば同じ胸部のCT画像でも表示条件を変えるだけで、見た目は全く異なったものができるのです。また、造影剤を血管内に入れて、細かく撮影したデータを3次元的に加工すると、血管造影のような画像を表示する事も可能となっています。

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