胸水・腹水検査

胸水とは、胸腔内に貯留した液体を胸水と言います。一般的には、淡い黄色で透明な液体です。正常な状態では採取は困難なほど、ごく少量しか存在しません。がんや感染症の際には、この胸水の量が増えます。血液で赤くなったり、混濁したりという事もあります。胸水検査の場合、肋骨の間から針を刺して胸水を採取します。胸水が溜まってしまう原因として重要な情報を得る事が出来ます。一方で腹水はどんなものかというと、胸水と似ていて腹腔内に貯留した液体の事を言います。健康時の量・色などは胸水と同様です。腹水が溜まると、体重の増加・腹部の膨れ・尿量減少などが観察され、打診や触診などで異常所見が見つかります。さらに、腹部CT・腹部超音波検査によっても診断が可能です。腹部に針を刺して腹水を採取する事となります。主に、腹水の液体成分・細胞成分を検査します。液体成分からは血清でも調べられるたんぱくの濃度や酸素活性が測定されます。細胞成分からは、含まれる細胞の数や種類を調べる事で、感染症の種類を判定したり、またがんなどの病気診断がつくこともあります。

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