上部消化管に対する内視鏡検査

内視鏡検査はX線検査と比較すると、より診断の精度が高いというメリットがある。食道・胃・十二指腸を網羅して観察することが可能である。

人間ドックにおいても、これまではX線検査が主流であったが内視鏡検査を導入する施設が徐々に増えてきている。加えて、受診者も集団検診よりも高精度の検査を希望する方が多い事も背景にあることから、今後は内視鏡検査が更に台頭し、上部消化管検査の主流になってくるかもしれない。

さて、この検査を行う前にまずは問診を行う必要があるだろう。既往歴・現病歴・内服薬・飲酒や喫煙などの生活習慣・検診受診歴・過去の内視鏡検査時の問題点の有無・薬物エネルギーなどについてしっかりとインフォームドコンセントを行い、同意書を得る事が大切である。その後、対象の臓器に対して画像記録を行い病変部の状態把握を行う。必要に応じて生検を行った場合には、その検査結果に基づいて判定区分が変わることもある。

諸検査終了後は、要経過観察・要医療・要再検査の判断が下った場合には結果の把握や適切な医療施設への紹介等と治療を進める必要がある。精検の未受診者に対してもアプローチを行い、徹底的に受診勧奨を行うことで早めの受診を促していくこともまた大切である。 このようにして内視鏡検査は行われ、特に内視鏡的切除が可能な早期胃がんの発見・未分化型胃がんの早期発見・食道がんの早期発見に対して尽力を尽くしている。

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